こんにちは、地方の分譲地に新築建築中の家を建てるネコと申します!
「夫婦ともにズボラだから放っておいても平気な庭にしたけど、コンクリートだけじゃ味気ない…」そんな要望を抱いていた私たち夫婦が新築を建てるにあたって調べた、
- 山の自然が感じられる雑木風な雰囲気を感じる事ができ
- 比較的手がかからず
- 住宅街で植えても大きくなりづらい
このような特徴を持った庭木についてご紹介いたします!
こちらの記事で興味のある植物を見つけて頂いたあと、インスタグラムなどで検索していただければ「実際に家の庭に植えた際のイメージ」がより分かりやすいかと思います!
ご紹介する樹種に関してはこちらの本より、造園家・小林賢二さんの章を参考にしています。
大きくなりずらく手入れが少なくて済む木
クロモジ
落葉低木、大きさ:2〜3m
春の開花、夏の緑、秋の紅葉、そして冬芽も可愛らしく、季節を問わず楽しませてくれる植物です。
苗木から3.5mくらいになるまで15年かかることもあるなど、成長が遅く管理のしやすい樹種と言えます。
成長が遅いため手入れが少なくて済み、かつ雑木の雰囲気が素敵なオススメの植物です。
ドウダンツツジ
落葉低木、大きさ:0.5〜2.5m
垣根やアパートのエントランスにも多く用いられているドウダンツツジは、スズランのような花が可愛く、また紅葉は真っ赤に色づくとても美しい木です。
管理人は、「秋〜冬に道端できれいな紅葉に車を止めてみたら、ドウダンツツジだった」ということが数回ありました。
ナツハゼ
落葉低木、大きさ:1.5〜3m
暑さや寒さに強く、栽培が比較的簡単といわれるナツハゼです。
紅葉が美しく、またジャムも作れる果実をつけるため、広い季節で楽しませてくれる植物です。
マルバノキ
落葉低木、大きさ:2〜4m
ハートのような葉や、星型のような花をつけるマルバノキは、秋には鮮やかな紅葉を見せてくれます。
優しい雰囲気の枝葉を持つため、植物の少ない玄関や庭に植えれば素敵な景観を作ってくれます。
ヒュウガミズキ
落葉低木、大きさ:1〜3m
比較的小型で、大きくなった場合でも3mくらいに収まるヒュウガミズキは、春に咲かせる黄色く小さな花が可愛らしく、住宅地にも適した木です。
楚々とした枝葉も美しく自然な雰囲気が出るため、どんな庭にも合います。
ブルーベリー
落葉または半常緑、、大きさ:1.5〜3m
ツツジ科のブルーベリーは、とても丈夫で育てやすい木です。
おなじみの青い果実を食用として楽しめるほか、実は紅葉も美しい植物です。管理人はブルーベリーが紅葉することを知らず、とても意外でした。
大きくならず丈夫で、果実も美味しいため、庭木により適した植物であるといえます。
花が美しい常緑の木
シャクナゲ
常緑低木、大きさ:0.5〜3m
日本原産種〜外国産と多くの品種が取り扱われているシャクナゲです。
大きく派手な花は、白色、赤色、黄色など品種によって様々な色があります。
葉が大きく少しツヤもあるため、周りの植物とのバランスに注意するのがよさそうです。特徴的な花が好みの方にはおすすめの植物です。
オオムラサキツツジ(ヒラドツツジ)
常緑低木、大きさ:〜2m
庭木や公園木としてよく目にする植物で、ツツジというと一般的にこのオオムラサキツツジを指します。
4〜5月頃に咲く大きな花が楽しめます。また暑さや寒さに強く、手入れもさほど必要ないため育てやすい植物です。
家の北側など、日陰でもキレイに育つ植物
フウチソウ(ウラハグサ)
日本の固有種であるフウチソウは、とても丈夫で日向から半日陰まで広い条件で育てることが出来ます。
イネ科特有の細い葉は、夏は涼しげで、秋には紅葉を見せてくれます。
ユキノシタ
半日陰と湿った土を好むユキノシタは、白く小さな花と斑の入った葉が可愛らしい植物です。
和風な庭や雑木風な庭によく似合い、個人的にとても好きな植物の一つです。
ヤツデ
常緑低木、大きさ:1〜5m
山林に自生するヤツデは、大きく深い切れ込みの入った葉が特徴的で、昔は魔除けの意味で庭木として植えられていたそうです。丈夫で日陰でも育つ点も、庭木として用いられていた理由であると考えられます。
管理人の実家にもあり「天狗の葉っぱ」と呼んでは、持って走り回っていました。
キチジョウソウ
スズラン亜科のキチジョウソウは、日本国内に自生する常緑多年草です。日陰でも育つ丈夫な植物で、秋には薄紫の花を咲かせます。
また、漢字では「吉祥草」と表記され、縁起のよい植物とされています。
広い庭におすすめな木
サクラ
日本人にとって、馴染みのある植物のうちの一つであるサクラです。数百種類の種が存在するサクラですが、ソメイヨシノやシダレザクラなどがよく聞く名ではないでしょうか。
いずれの種もかなり大きくなるため植える場合は成長を見越した庭造りが必要ですが、自宅の庭で毎年満開のサクラが見られるとしたら、春が来るのがとても楽しみになりますね。
モミジ
イロハモミジやヤマモミジ、オオモミジなどの種類があるモミジは、「葉の形」や「樹の佇まい」「紅葉」など、どれも趣があってとても美しいのが特徴です。
しかし、多くの種が7m〜10mなど大きくなるため、植栽には注意が必要です。
住宅街で小ぶりに育てたい場合は、根本から複数本に分岐している株立の個体(成長がゆっくり)を選ぶなど工夫が必要です。
またコハウチワカエデという種であれば、樹高3〜5m程度とイロハモミジなどに比べると高くなり過ぎないないため、庭木向きともいえます。
アオダモ
落葉中高木、大きさ:5〜15m
ヒメシャラ
落葉高木、ツバキ科、大きさ:10〜20m
ヤマボウシ
落葉中高木、大きさ:5〜10m
おわりに
いかがだったでしょうか。なるべく手がかからず、住宅街でも育てやすい(=あまり大きくならない)植物をご紹介いたしました。
SNSなどで見かけるお洒落な木も、気をつけないと数年後にはとても大きくなってしまう性質があるかもしれません。
植物の性質を先に知っておき、手の掛からない素敵な庭を作りましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
家を建てるネコ