ラジオハウスペンダント・トルボーなど、ルイスポールセンのおすすめ照明

家具・家電

この記事では、デンマークの照明メーカーであるルイス・ポールセンの中から、特におすすめの照明を厳選してご紹介いたします。

すべての照明が「シンプルで美しい」ルイス・ポールセンですが、私達が4年間の家作りの際に本気で検討したものや、直接見て素敵だと感じた製品だけをご紹介します!

1. VL45 ラジオハウスペンダント

我が家のダイニング

まず1つ目は、ダイニングやリビングのメイン照明にオススメの「VL45 ラジオハウスペンダント」です。

実際に我が家のリビング用に購入しましたが、乳白色のガラスの風合いと丸いフォルムが素敵で、シンプルでかつとても上品なペンダントライトです!

和風、洋風、北欧風、間違いなくどんなテイストの部屋にも合います。

見た目の美しさに加えて明るさも充分で、120cm径の丸いダイニングテーブルの上に設置していますが、明るさをは十分です。

暗い状態でVL45だけを点灯してもらい、確認しました。

また、これは「ガラス製シェードだからこその良かった点」なのですが、照明直下のテーブルはもちろんのことながら、シェードを通して部屋全体も優しく照らしてくれます。これだけで、空間全体が程よく明るくなります。

VL45 ラジオハウスペンダント

2. トルボー:シェードの材質は2種類

2.1 トルボーグラスペンダント:ガラスシェード

参考:louis poulsen HP

2つ目は、建築家・伊礼智さんもよく使用されている「トルボー」です!

トルボーも上のVL45と同様にシンプルで上品なフォルムをしており、どんな部屋にも合う照明です。

こちらの照明にはシェードの種類が2種類あり、「トルボーグラスペンダント」はシェードが三層吹きガラスのモデルです。

シェードとは

照明の「傘」の部分をシェードと呼びます。

ガラス、金属、和紙などの種類があり、光の透過の仕方が異なるため、部屋の雰囲気に大きく関わります。ガラスは部屋全体を、金属は照明が向いている方向のみを照らすなどの特徴があります。

ガラスシェードの良さは、やはり乳白色のガラスを透過した優しい光と、全体が発光することによる夜間のフォルムの美しさです。

ルイス・ポールセンらしい「美しくてシンプル」であり、どんなお部屋にも合う照明です。

VL45に並んで、とてもオススメなペンダントライトです!

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サイズは、φ155mm、φ220mmの2種類があります。丸テーブルや4人掛けのダイニングテーブルであれば、メインはφ220mmモデル一つで問題ないと思います。

それ以上広い場合は、複数個を並べて使うととても美しくまとまります。

トルボー グラスペンダント 220

2.2 トルボーペンダント(アルミシェード)

louis poulsen HPより

こちらのトルボーは、シェードの素材がアルミのモデルです。

ガラスシェードとの違いは、以下のようになります。

  • シェード内で反射した光が下方に集まるため、キッチンの手元やソファの上など目的の部分だけを照らすことが出来る。
  • お子さんがいる家庭でも、投擲物とうてきぶつなどで割れる心配がない。
  • 色展開が多く、グレー調などのお洒落なカラーが選べる。
  • 大きさのバリエーションが多い(φ120mm〜φ500mm)。

このように、ガラスシェードモデルとはまた違った良さがあるのがアルミシェードモデルです!

「照明本体のフォルムの好み」「周囲の照らし方」によってどちらを選ぶか決めるのが良いかと思います。

トルボー ペンダント 250

3. PHランプ

louis poulsen HPより

続いて、多くの方が写真などで一度は見かけたことがあるPHランプシリーズです。

3枚のシェードから出来ているこの照明は、光学的な計算と試験を繰り返し行うことによって、グレアフリーとなるように設計されています。

グレアフリーとは、グレア(=照明の光による不快感)が無いという意味で、光が直接目に入らない設計だそうです。
「心地よい照明を作りたい」という設計者の想いが現れていますね。

「PH5:幅500mm」など、「製品名の数字」と「本体の大きさ」との関係が難しいPHシリーズですが、簡潔に言うとPHの次の数字が本体のサイズとなっています。

「PH 2/1」の場合は「本体の一番大きいシェードの幅が200mm」という意味です。

製品名とサイズの詳しい説明は、インテリアショップ CONNECTさんのページが分かりやすかったので、こちらをご覧ください!

現在販売中のモデルの、大きさやシェード材質などをまとめましたのでご参考ください。

ダイニングやリビング用として1灯使いで問題なく、個人的にオススメなものは名称を太字にしています。

名称幅 x 高さ(mm),重量シェード材質光源価格
PH 2/1ペンダント200 x 140 , 0.7 kg三層吹きガラスE17 LED電球¥ 84,700
PH 3/2 ペンダント290 x 242 , 1.5 kg三層吹きガラスE26 LED電球¥ 107,800
PH 3 1/2-3 グラスペンダント330 x 307 , 2.2 kg三層吹きガラスE26 LED電球¥ 163,900
PH 3 1/2-3 ペンダント330 x 307 , 1.3 kgアルミE26 LED電球¥ 140,800
PH 4 1/2-4 グラスペンダント450 x 410 , 3.7 kg三層吹きガラスE26 LED電球¥ 364,100
PH 4/3 ペンダント400 x 200 , 1.0 kgアルミE26 LED電球¥ 79,200
PH 5500 x 267 , 1.8 kgアルミE26 LED電球¥ 124,300
PH 5 ミニ300 x 163 , 0.8 kgアルミE17 LED電球¥ 90,200
PH 5 4 1/2466 x 318 , 2.5 kgアルミE26 LED電球¥ 319,000

ダイニングに比較的多く用いられているのは、PH4/3やPH5ですね。どのサイズも王道な北欧風のペンダントライトで、とても素敵な照明です!

Louis Poulsen PH5

4. AJエクリプタ

louis poulsen HPより

AJエクリプタは、壁に取り付けるウォールランプというタイプの照明です。

ウォールランプの良いところは、「照明の重心を天井より下に下げられること」です。天井につけるシーリングライトと比べると、部屋に明暗のコントラストをつける事ができ、落ち着いた空間を作ることが出来ると言われています。

天井に照明などの装飾をつけないことで、部屋に奥行きが出て、広く見える効果もあります

カバー部分はハンドメイドの三層吹きガラスで出来ており、光は乳白色ガラスで拡散されるため、目線の高さにあっても眩しく感じることはありませんでした。

我が家は、モデルハウスで見て素敵だったこのAJエクリプタを採用しました。

選んだ理由は以下の4つです。

  • 広くないリビングダイニングなので、天井に照明を設置して圧迫感を出したくなかった。
  • フロアランプなどの床置き照明も検討したが、猫の毛の掃除がしにくそうだった。またルンバ用に床はあけておきたかった。
  • リビングの天井を2100mmと低くしているため、ペンダントライトは適していなかった。

リビング用に、「落ち着いた雰囲気を演出する事ができ、明るすぎないシンプルな照明」が欲しい方にとてもおすすめな照明です!

AJ エクリプタ

5. PH 3½-2½ フロア

louis poulsen HPより

「PH 3½-2½ フロア」は、PHシリーズの中のフロアライトモデルです。

PHランプの項でもお話した通り、このPHシリーズは目に優しいグレアフリー設計となっています!

乳白色のガラスシェードで反射した光が、下方を優しく照らします。

なんといっても、フロアライトのため移動が容易で、リビングの間接照明やソファサイドの照明にぴったりと言えます。

「デスクやソファエリアなど、少し明るさを足したいな」という方にも、手軽に照明をプラス出来るありがたいタイプの照明です。

お部屋の模様替えが好きな方は、固定照明よりも、このような移動が出来る照明がおすすめです。

PH 3 1/2-2 1/2 フロア

6. PH 2/1テーブル

louis poulsen HPより

こちらは、PHシリーズの中のテーブルライトモデルです。

実物を拝見したことがありますが、「シンプルで上品」これに尽きます。

書斎用や、ダイニングテーブルの手元灯にお洒落な照明をお探しの方に最適なライトです。

PH 2/1 テーブル

我が家の照明

畳数と明るさの参考までに、我が家の「13畳・長方形のリビングダイニング」のメイン照明をご紹介します。

  • ダイニング・4.5畳
    • VL45 ラジオハウスペンダント φ370mm 白熱電球200W
  • リビング・8.5畳
    • AJエクリプタ φ350mm 白熱電球60W
    • 楽天で購入の小型ブラケットライト

おわりに

いかがだったでしょうか。我が家も新築に合わせてルイス・ポールセンの照明を導入したこともあり、とてもお薦めのメーカーの一つです!

「日照時間が短く、家の中で過ごす時間が長い北欧生まれのメーカー」だからこそ出来る、照明器具への探求と経験の積み重ねが生んだ製品の数々は、どれも素敵なものばかりです。

ぜひ、良い照明と出会って素敵なお部屋暮らしをお送りください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

家を建てるネコ