【実体験】家作り初心者が、まずは住宅展示場へ行くべき理由

建てる前のこと

はじめまして、家を建てるネコと申します!

\この記事は、こんな方に向いています/

☆ 地方在住で、「家がほしいな」となんとなく考え始めた方
☆ 家を建てたいけど、何から始めたらよいのかわからない方
☆ 住宅展示場へ行って、人生の失敗をしたくない方

4年前に家作り初心者だった私たち夫婦が、施主目線でお話します

これから実際に建てる方にとって、リアルなお話を出来るかと思います!

最後まで見ていただき、納得の行く家作りの参考になればうれしいです!

結論

家が欲しいけど何からしたら良いかわからないなという方は、

まず、住宅展示場へ行ってみるのが良いと思います!

それは、自分たちの、好みの家を知ることができるから」です!

ただし、絶対的な注意点があります。

それは、「絶対にその日に契約してはいけません!」ということです。

実際に、遊び感覚で行って危うく契約しそうになった私たち夫婦の実体験です…

それだけ頭に入れていただければオッケーです!

ここからは、私たち夫婦の実体験を交えながら、

家を建てる流れ住宅会社を決める流れ、をお話致します。

最初に住宅展示場へ行くべき、たった1つの理由

最初に住宅展示場へ行くことをおすすめする理由は、たった1つです。

それは、「自分たちの、好みの家を知ることができるから」です!

普段町を歩いていたり、車を運転しているときには、何百という住宅を見ていると思います。

しかし、ほとんど記憶に残っていない上に、好みの外観の家は意外と少ないものです。

その点、住宅展示場には、

  • 高級感のあるホテルライクな家
  • 重厚な雰囲気の和風な家
  • 木の雰囲気をふんだんに出した木造の家

など、様々な種類の家を作るメーカーが揃っています。

いろいろな種類の家を見て、まずは「自分たちはどんな家が好きなのか」を肌で感じましょう!

プラスアルファとして、各社の大まかな値段感も分かりますしね!

気をつけること

住宅展示場へ気軽に足を運ぶことをおすすめしているわけですが、

冒頭でもお話しました通り、絶対的な注意点があります。

「絶対にその場で契約してはいけません」

ということです。

  • 今月中に契約してもらえば、キャンペーンで太陽光を載せられます!
  • この週末まで坪単価の割引きが使えるので、100万円マイナスにできます!
  • 決算期なので、グレードを1つあげられます!

営業マンの方は、様々な謳い文句で我々素人を誘惑します。

大丈夫、大丈夫。
うちはきちんと断れるから。

私も、そう思っていました・・・

しかし、相手はプロです。

これは決して営業マンの批判ではなく、自社の良いと思う製品(今回は住宅)を買って欲しいと活動するのは当然です。

しかし、あなたがここへ来た経緯を思い出して欲しいのです。

「何も分からないから、とりあえず来た」だったはずです。

あなたは、これから色々な情報を知りますし、

もっと好みの住宅に出会うかもしれません。

よく考えたら、設定した予算は少し高すぎたかもしれません

とにかく、その場で決めるのはあまりに危険すぎるので、

契約するのだけは辞めて、一旦帰宅しましょう!

家は、人生を左右する買い物です。
それを急かす営業マンに、まともな方はいません・・・

「展示場で出会った会社が自分たちに合っていた」ということも、もちろんあると思います!

そうしたら、また後日行って改めて話を聞けば良いと思います。

☆補足☆
住宅展示場で各会社のモデルハウスに入ると、間違いなくアンケートを書くように促されます。
住所・電話番号・建てる時期・予算などを記入しますが、これは絶対に書かなくてはいけないものでは無いそうです。
このアンケートだけで、入るたびに10分くらい取られます・・・
「本当に下見なので、名前だけにさせてください。」 とお願いしましょう。
これだけで、1日に見られる会社が1つ2つ増えます。

会社選びのおすすめの流れ

一般人によるひとつの例として、我が家が実際に住宅会社を決めるまでの流れをご紹介します。

当時何も分からなかった住宅素人の夫婦が、4年間かけて慎重に家作りをしてきました。

友人に聞かれた際にもおすすめしている流れなので、きっと参考にしていただけると思います!

まだ住宅会社を決めていない方に向けたお話ですね!

1. 住宅展示場へ行く

本記事でもお話している通り、私たちは何も分からなかったので、まず住宅展示場へ行きました!(遊び感覚)

そこで私たち夫婦が分かったことは、

・ 内装は、ホテルライクな家よりも、木がふんだんに使われている雰囲気が好き
(欲しい家が全然分からない状態でしたが、BESSの家に似たメーカーを見て、初めてピンときました)

・ 好きな外観は、まだよく分からない

・ 土地も同時に買う必要があるため、大手メーカーは予算オーバー

ということでした。

このことから、「在来工法(木造)の工務店にしよう」と条件を絞ることが出来ました!

2. 決めた条件の会社を5社〜10社くらい調べて、話を聞きに行く

インターネットで「○○市、工務店」と検索して、片っ端から建てた住宅の写真を見ていきました。

そこで、見た目や考え方など、なんとなく気になった会社に連絡を取り、話を聞きに伺いました。

事前の電話では、「建てたい時期・場所」「床面積の目安」を伝えましたよ!

実際にお話を伺ったのは5社でした。

1社聞くだけでも結構疲れるよ・・・

と思ってしまうかもしれませんが、

たしかに体力は使いますが、案外楽しかったです!

そして何より、数社に話を聞いて良かったことは、

  • 複数の会社できちんと話を聞くと、各会社が力を入れていることの違いが分かってくる
  • それを聞くうちに、自分たちが何を優先したいのかが見えてくる

ということでした。我が家の場合は、

・ 以前よりも明確な予算感
・ 断熱性能に力を入れたいこと
・ 木の家は好きだけど、ログハウス風よりは和モダンが好みであること

などのことが分かってきました。

これらは、いくつかの会社で話を聞いたからこそ浮き彫りになってきた、「我が家ならではの要望」だったと感じます。

3. 3社に絞って、間取り込みの見積もりをしてもらう

会社の持つ強みと、自分たちの好みが合いそうな会社が3社あったので、間取り込みの見積もりをお願いしました。

間取りに関して、私たち施主は素人です。

それを自覚した上で、漠然とした要望をいくつか投げかけ間取りを作っていただきました。

そうすることで、自分たちの希望+プロの意見が反映されたものがいただけます!

そして各社の間取り込み見積もりを比較し、

・ 希望の予算内で収めてくれているか (☆超重要)
・ 欲しい設備がきちんと入っているか (我が家の場合は断熱性能の強化)
・ より良く、暮らせそうな間取りを提案してくれているか
・ 設計士さんや営業さんとは長く付き合えそうか

これらの項目を比較し、最終的に契約する工務店を決定しました。

以上が、私たちが住宅会社を決定した流れとなります。

おわりに

いかがだったでしょうか?

住宅展示場の上手な利用の仕方や、その後の会社選びについて、実際に施主として悩んできた過程をお話させていただきました。

これから家を建てたいと考えている方の参考になれば嬉しいです!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

家を建てるネコ